file 011 『手描きの図面がカタチに』
アイデアとデザイン、自分がやりたいことを表現できる家を建てたい。 みなさんなら、紙にどのような図面を描きますか? 今回、完成見学会を開催するモデルハウスは、お施主さんの手描き図面から計画がスタート。 その建物は、明野中学校から真っ直ぐの道路から見える小高いタウンの中に完成しました。 「幼い頃も大人になってからも、暮らしたこの地域が好きだ。」 「だから家族と、家を建てるなら、絶対この場所がいい。」 そんなお施主さんの譲れない気持ちを、共にカタチにしてきました。 建築が好きなお施主さん。 幼い頃に色とりどりのクレヨンで描いたお菓子の家。 自分が描いたお菓子の家を表現するには、自由設計の注文住宅でしか不可能。 大人になって、家族への想いを乗せて、鉛筆で方眼用紙に図面を描いた。 情熱が伝わる手描きの図面が並べられた。 ひと目で、「建築が好きなんだな」と伝わってきました。 それが、お施主さんとの はじまりでした。 何度も何度も打ち合わせを重ね、季節は半袖から長袖、そしてまた半袖から長袖。 完成した家のリビングで、そんなことを思い出しながら、感じたことをブログに残そうと思います。 SOLIDOと塗壁に レッドシダーがインパクトのある外観が、この世の中に瓜二つと真似できない顔でお出迎え。 陰影が柔らかく壁に溶け込み、時間帯によってさまざまな表情を映し出す。 床は無垢のアカシア。木目の表情が、これぞ本物と教えてくれる。 動線はどこからでも必ず二方向からアクセスでき、渋滞知らずの信号なし。 リビングの吹き抜けは大胆に壁一面エコカラット。この面積はカタログ以外では見たことがない。 光を取り込む南側のフィックス窓は、高さのある特注サイズ。 おかげで、外観の顔もイケメンになった。 LDKの全てが見渡せる、お気に入りのタタミコーナーでブログを書いていると・・ リビング・キッチン・タタミコーナに人が居て、点を線で結ぶと三角形となる。 何気ない会話が飛び交う背景が見えてきて、のちに笑い声に変化していくのがはっきりと見えてくる。 その瞬間、「完璧」と思いながら、嬉しさも込み上げてきました。 想いがこもった手描きの図面からスタートして、 想い描いた想像をこえた、カタチがここにはある。 中学校の方からは、 キ〜ンコ〜ン〜♪ カ〜ン〜コ〜ン♪ よし、次のチャイムが聴こえてくる50分後、見学会の準備をして帰ろう。 松下 晃雄 ▶︎見学会のご予約はこちら