松下 晃雄です。
この2年間、
コロナで大きく生活が変わりました。
本当に大変でしたね。
そんな中、私の娘も幼稚園生活をスタートし、
この春、卒園を迎えました。
卒園2日前の水曜日は私の休日。
娘の送り迎えが出来る最後の日でした。
私にとって、
一生忘れることのできない日
となったこの1日を
ブログに残したいと思います。
娘は好奇心旺盛です。
ただ、“出来ないかも“が分かってしまうと
諦める姿が見られ、
少し気にかけていました。
その中の1つが、
“うんてい”
お友だちがどんどんマスターしていく中、
ぶらさがるところから、
一歩も手が伸びなかった娘。
『出来ないから〜』
スーっと走り去る姿を
何度も何度も見てきました。
最後のお迎えの日。
そんな娘が、
『うんていするの見て!!』
得意げな顔で駆け寄ってきました。
「え!あんなに苦手やったやん!?」
「『練習しようか』って誘っても、
『興味ない』ってすかしてたやん…」
(心の声)
得意げな顔から、スッと真剣な表情になった娘。
右手から一歩
リズムよく手が伸び
真ん中まで
右、左、一歩 一歩
また手を伸ばす
「成長したなぁ、、」
感動がこみあげて、胸の奥が熱くなる。
ところが、途中で動きが止まり
「あぁ、ここまでかな、、、、、」
でも、娘の目はまだ諦めていない。
まっすぐゴールを見据え
顔を真っ赤にして歯を食いしばり
体の反動を使って、小さな手を思いっきり伸ばし
右、左、また一歩一歩。
力いっぱい前に進む。
『がんばれ、がんばれ』
心の中で、何度もとなえました。
ゴールのステップに足が着地した瞬間
娘とふたり、顔を見合わせ
微笑み合いました。
手のひらを広げ
“がんばり豆“を見せに来る娘。
ああ、この子は“諦めていた“のではなく、
私が知らないところで、たくさん、たくさん
“努力”していたんだなぁ、、、
今日の光景は
“一生忘れるものか“
桜の花びらが混じる 春風を感じながら、
心が熱くなった1日でした。
やばい。泣きそう、、、、
ももちゃんへ
『胸熱く、泣ける人生であれ』
お父さんより
松下 晃雄
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